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萬魂之塔

名所・史跡

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白梅之塔とともに花が手向けられていました。

  • 5.0
  • 旅行時期:2018/06(約8年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

糸満・ひめゆり クチコミ:207件

糸満市国吉台にある萬魂之塔。白梅之塔隣にある歴史を感じる慰霊塔は、戦後熾烈な戦いがあった国吉台付近で野ざらしになっていた遺骨4,000柱を国吉集落の民が集めて、付近の壕に収めていたものを、昭和30(1955)5月に〝萬魂之塔〟を建立し、集めた遺骨を納めたことに始まっています。

この〝萬魂之塔〟の特徴は、民間の手による軍関係者の遺骨収集でもありました。国吉台の戦いは、沖縄戦末期の熾烈な戦いが行われた場所のひとつとして知られている場所であり、この地で戦死した第24師団隷下の第22連隊・第32連隊・第89連隊の将兵の遺骨が多くを占めていたとされています。

白梅学徒も解散命令が出された後〝白梅自決之壕〟をはじめとした付近の壕に籠ったものの、軍属・民間問わず行われていた米軍の〝馬乗り攻撃〟によって多くの犠牲者を出した場所でもあります。

付近一帯には日米軍属の慰霊碑が建立されており、そのことが〝許せない〟と言う者もいるようですが、果たしてそうなのでしょうか?確かに学徒隊として徴兵された〝白梅学徒〟の慰霊碑の周りに軍属の慰霊塔を建立することは、理解し難いところもあるかも知れません。

しかし何度も言うようですが、軍を構成する〝軍人全て〟が悪人だったわけではありません。最近では逆にそうではない〝実話〟の証言も多く明らかにされており、十把一絡げに〝違和感〟を呈することは、無知から出てくる愚かな判断となるように思えてなりません。

この地で戦没死した兵士の遺骨は萬魂之塔に収められたと考えられており、それが慰霊塔周辺に建立された〝個人の墓標〟の建立に繋がっていると聞いたことがあります。萬魂之塔後方に建つ小さな墓標には、『陸軍軍曹 矢野次郎』・『海軍二等軍曹 矢野大三郎』と刻まれていますが、この次郎氏は白梅学徒隊の生存者に〝歌〟を聞かせていたという証言が書くれています。最後は学徒隊を先に逝かせる訳には行かないと壕の上で自決をされたらしいのですが、その〝思い出〟として語られる兵士が悪者だったと言えるのか?そう思えて仕方がありません。

戦後73年を迎えた今年平成30(2018)年、戦争を実際に経験された方々も多くが亡くなっており、語られることのなかった〝真実〟もそのままになってしまうことが多い中で、反面年数が経過した故に得られる〝証言〟も増えてきたようにも思えます。何でもかんでも不快感を表すのは簡単ですが、その背景も踏まえた上で〝軍という組織〟と〝兵士という個人〟の違いは考えなければならないと改めて思った白梅之塔慰霊祭の日に再訪した〝萬魂之塔〟でした。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
白梅之塔の隣にあります。
人混みの少なさ:
5.0
萬魂之塔のみを訪れる方は多くはありません。
バリアフリー:
3.0
足元は未舗装です。
見ごたえ:
5.0
建立背景を知ると偉大さがわかります。

クチコミ投稿日:2018/07/13

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