このレベルの料理をこの価格で
- 4.5
- 旅行時期:2010/01(約16年前)
-
-
by たいきさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:12件
まず、お店全体を包む緊張感。
これは悪い気持ちはしません。
真剣に料理と向き合う環境が整っている感じです。
内装も器も不必要に華美なものはまったくなく、
料理と器とで一つのストーリーというか
世界を表現しようとしているかのようです。
料理のほうは内容や順番を記録していないので、
詳細は省きますが、トータルすると、
すべて主役級の料理の連続でおなかを膨らせたという印象です。
肉料理は一切なく、揚げ物も全体で二品なので、
何が主役という感じはしません。
しかも、どの膳、どの料理も実に繊細に作りこんであるのです。
生姜湯で冷えた体を少しだけ暖め、
まず、鶴を象った器を中心に一つ目のお膳が出てきます。
漆器の杯に玉の光という地元のお酒を注いでいただいて
スタートです。
次いでお造り、椀物、次の膳、そのまた次の膳…。
まったく期待を裏切ることなく、
また、見事に調和の取れた料理の数々、
そして器のすばらしさ。
順番がわからないので特においしかったものを
書いておきます。
生ゆば、豆腐の白和え、
あとは椀物の中に入っていたゴマ豆腐の味わい深さ、
味噌汁に芥子をいれるというのもすばらしかったですね。
私はフレンチでもフルーツのソースを嫌う方ですが、
今回、金柑の中に自家製いくらを詰め込んだものや、
豆腐の白和えと干し柿などもおいしくいただけて
正直驚いています。見事な調和でした。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/06/04
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する