神秘的な美しさの「あいたた観音」
- 4.5
- 旅行時期:2018/04(約6年前)
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by DoubleO7さん(男性)
加古川・播磨・高砂 クチコミ:3件
鶴林寺境内右手に宝物館があり必見です。仏像を始めとする宝物が展示されていますが最大の見ものは聖観音立像です。通称「あいたた観音」と呼ばれています。昔々、この観音様は全身金でおおわれていた、ある時、泥棒が「これは全て純金に違いない」と思い、寺から盗み出して火にかけて溶かそうと試みたが、全く溶けない、泥棒が腹立ちまぎれに金棒で観音様の腰を叩くと観音様が「あいたた」と声を発した、それに驚いた泥棒は仏罰を恐れて寺に観音様を返して謝った、其の後、付近の住民は、この観音様を「あいたたの観音様」と呼ぶようになったが叩かれた時に曲がった腰は元に戻らなかったという言い伝えがある観音様です。わずかに腰を右にひねった立ち姿、ふくよかな顔立ちと微笑み、流れるような衣等々、神秘的な美しさを漂わせていました。見ていて惚れ惚れします。太子堂の御本尊の釈迦三尊像も神々しいお姿で必見です。宝物館の三尊が本物で太子堂内にはレプリカが置かれているとのことでした。鶴林寺は入山料が500円、宝物館の拝観料が500円ですがセット券ですと800円になりお得です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2018/04/08
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