「鷹の渡り」を見てきました。

4.0
旅行時期：2005/09（約20年前）

奈川・安曇クチコミ：1件

　日本野鳥の会東京支部（当時）主催の「白樺峠探鳥会」に参加して、サシバの渡りを見てきました。

　白樺峠は、鷹の渡りで有名な場所ですが、私は今迄に一度も訪れた事がありませんでした。今回、日本野鳥の会東京支部主催の探鳥会（バスツアー）に参加して白樺峠に行ってきました。
　「鷹の渡り」とは、春から秋にかけて繁殖した鷹類が、食料を求め暖かい地方（インドネシアやフィリピン近辺）へ渡って行く現象で各地で見られます。
私も今迄にも茨城県内の探鳥会でも「鷹の渡り」を見てきましたが、白樺峠の鷹の渡りの数は凄いです。
　中部地方以北の鷹類が、乗鞍高原近辺の上空から上昇気流に乗って山を越えていく場所が「白樺峠」で、多い時には１日3,000羽のタカ類が観察されるそうです。
私達が訪れた前日の記録でも、1,000羽を超える鷹が見られたそうです。とにかく、次から次へと鷹の群れが渡って行きます。
特に多いのがサシバという鷹で、上昇気流に乗って鷹柱を作っていました。
鷹の渡りの撮影は、かなり上空を飛んで行くのでアップでの撮影には不向き？で、鷹をアップで撮影するのが目的なら夏の里山の方が適していますが、「鷹の渡り」の風景を見るなら、この白樺峠がすごい場所だと実感しました。