近くにいろいろの標柱や記念碑があるところです

3.5
旅行時期：2018/02（約8年前）

神楽坂・飯田橋クチコミ：150件

　千代田区飯田橋１,４と２,３丁目の間を走る目白通りは、「飯田橋散歩路」と言い歴史の標柱が１３ヶ所あり、飯田橋の歴史的な遺産を紹介しているとのことなので回ってみることにした。
　その一つがここ「國學院大學開校の地」で、JR飯田橋駅東口を出て右手の目白通りの左手 (東側) 歩道を３分位進んだ飯田橋三丁目交差点手前の右手角に標柱が建ててあります。
　その標柱の説明書きによると概要だが
　明治１５年 (1882) この地に国学を研究する皇典講究所が設けられ、同２３年 (1890) これを母体として國学院が開校された。　これが現在の國學院大學で、大正１２年 (1923) 渋谷に移った。
　とのこと。
　「皇典講究所」と言えば、日本大学や東京府立第四中學校の前身が開設されたところとのことなので、これら三つの標柱が近くに並んでいるのが納得できます。
　「国学」とはどんなものか分からないが、皇典講究所からこれら三つの学校が開設されているということは、きっと凄いところだったことと思います。
　なお、この標柱の後ろ側にある東京区政会館前庭の植込みの歩道沿いに「發祥記念碑」があり概要だが
　明治十五年　この地に皇典講究所創設
　明治二十二年　日本法律學校 ( 現　日本大學 )
　明治二十三年　國學院 ( 現　國學院大學 ) を
　開設す
　と彫られており、開設とか、開校といろいろの用語などが使われやや気になるが、「國學院大學開校の地」であることに相違ないだろうから、併せてご覧になっては如何でしょう。
　また、この「發祥記念碑」の右隣りに「日本医科大学付属第一病院記念碑」があり、いろいろ見るものがあるところです。