十一面観音には見惚れてしまいます
- 4.5
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by DoubleO7さん(男性)
京田辺 クチコミ:1件
京都・奈良一泊二日ツアー旅の二日目に京都南部の南山城にある観音寺を参拝しました。のどかな田園風景の中に三門などもなく本堂(大御堂)だけがぽつんと建っています。お目当ては御本尊の十一面観音立像(国宝)です。ツアーで参拝した為、御住職が本堂を開けお話をして下さいました。今から1300年前、天武天皇の勅願により創建、最盛時の七堂伽藍は壮麗を極めたが、幾度となく火災に見舞われ堂宇のほとんどが失われ大御堂だけが再建され現在に至っている、御本尊の十一面観音立像は天平16(744)年の開基の際に安置された、一木式木心乾漆造(大まかな木彫像の原型の上に漆を盛り上げて細部整形する)という技法で造られている等々、大変分かり易くお話して下さいました。お話の後、御本尊を間近で拝見します。像高172cm、慈悲に満ちたお顔と優美な立ち姿、その美しさに見惚れてしまいます。拝見する距離や角度を変えて何度も拝んでしまいました。本当にいつまでも見ていたい観音様でした。本堂を出て帰り路、鐘楼の前に「二月堂竹送り復活の地」の石碑がありました。東大寺二月堂のお水取りに使う竹をここから送っているそうです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
クチコミ投稿日:2018/02/03
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