「戦場ヶ原」の名の所以は・・・
- 3.5
- 旅行時期:2016/05(約10年前)
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by 潮来メジロさん(男性)
日光 クチコミ:18件
奥日光湯元でバードウォッチングをした後、戦場ヶ原に移動して再びバードウォッチングを楽しみました。
私は今迄、戦場ヶ原という地名の所以について、見た事も調べた事もなく、ただ、漠然と戦国時代に誰か有名な武将が戦った古戦場だと思い込んでいました。ところが、今回のバードウォッチングの途中に、「戦場ヶ原」の所以を書いた環境省の看板を見つけました。それによると、「昔々、中禅寺湖をめぐって男体山の神と上州赤城山の神が、ヘビとムカデをひきつれて戦ったという伝説から戦場ヶ原という名がつけられました」との事でした。
そんな神話からとった名称だと初めて知りました。
「戦場ヶ原神戦譚」によると、赤城山の神様が大ムカデに、男体山の神様が大蛇に化けて戦い、男体山の神様が勝ったとの事です。
なお、Wikipediaの戦場ヶ原に関する記述によると、「毛野国が上野国・下野国に分かれるのは古事記・日本書紀執筆以前のことであり、当時有力な豪族が割拠したケヌの国の中心であるこの地で実際に戦乱があった可能性が指摘されている」との事でした。とすると、神様の戦いというのは、実は有力豪族の土地争いの事を神話として語り継いだのかもしれません。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/01/31
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