雨に打たれる西行桜
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- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by DoubleO7さん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:38件
桜の季節の雨の日の午後、観光タクシーで京都の西郊外の桜で有名な3寺を家内と一緒に参拝しました。善峯寺、十輪寺の後、最後に参拝したのは勝持寺です。十輪寺からは程近い場所にあります。タクシーを降りると立派な桜の木々、花々が目の前でしたが、それは「勝持寺」ではなく、国宝「如意輪観音」のある願徳寺の桜でした。勝持寺は「花の寺」の別名を持ちますが、桜は盛りを過ぎていました。平清盛の時代、佐藤義清が出家し西行と名を改めた寺としても名高く、本降りの雨の中ぬかるむ境内を進み、西行桜を見学しました。晴天に咲き誇る桜ではなく雨に打たる桜の方が若くして官位を捨て仏道に入り精進した西行の人生を象徴しているようだと妙に感心しました。雨だからこそ残る思い出もあるものです。阿弥陀堂の拝観入口から入り右に進むと瑠璃光殿があります。薬師如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将等が安置されており一見の価値はあります。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
クチコミ投稿日:2018/01/15
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