「丸沼」を形成した、丸沼ダムに関する口コミです
- 4.5
- 旅行時期:2017/09(約7年前)
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by kasakayu6149さん(男性)
武尊・尾瀬・片品 クチコミ:3件
「丸沼」はもともと「大尻沼」とあまり高さの変わらない小さな沼だったらしいのですが、1931年(昭和6年)に丸沼ダムが竣工して、現在の姿になったそうです。
丸沼ダムは「バットレスダム」という非常に珍しい構造のダムで、水を堰き止めるための鉄筋コンクリート製の遮水板と、その水圧を支えるための鉄筋コンクリート製のバットレスと呼ばれる擁壁(水圧を支えるための壁)からなるダムだそうで、日本では昭和初期に全国で8基しか建設されず、現存するのは6基のみ、しかも現存する中では最大規模だそうで重要文化財に指定されています。しかも実際に運用中(ここ大事!)
湖畔(沼畔?)に自然散策路があり提体を下から見ることが出来ますが、ダム下には直ぐ「大尻沼」がせまっており、地元の方のご厚意で散策路の一部が「トムソーヤ号」という筏になっていて、とても楽しかったです。
下流側から見た丸沼ダムは、およそダムらしくありませんが、貴重な昭和初期の建造物として一見の価値ありです。勿論、周辺の自然環境もとても美しいです。
※尚、丸沼ダムのダムカードは自撮り写真をもって片品村観光協会を訪ねれば頂けます。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- マイカー訪問での評価
- 景観:
- 4.5
- 自然豊かな景観、ダムの作りも興味深いです
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 平日訪問での評価
クチコミ投稿日:2017/10/12
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