今は石柱や石碑などがあるのみです

3.0
旅行時期：2017/08（約8年前）

大塚・巣鴨・駒込クチコミ：74件

　文京区本駒込１丁目にある浄土宗の天榮寺山門前 (東側) の駒本小学校前交差点一帯は、かつて神田や千住とともに江戸三大市場の一つで幕府の御用市場であった由。　さぞ賑わっていたことと思います。
　今は山門右手前に「史蹟文化財駒込土物店跡」や「江戸三大青物市場遺跡」の石柱などが、左手前に「駒込土物店跡」の説明板が、それと山門を入った右手に「駒込土物店縁起」の石碑があるのみで、土物店などの面影は何も見当らず、ビルが建ち並ぶ大通りになっています。
　ところで「土物店」とは、大根、人参、ごぼうなど、土のついたままの野菜である「土物」が取引されたためとのこと。
　しかし、なす等の土のついてない野菜もあっただろうが、「土物」の方が取引量が多かったので「土物店」となったのかな～などと思ったところです。