鄙びた温泉地で一泊
- 5.0
- 旅行時期:2017/08(約8年前)
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by tadさん(男性)
温泉津 クチコミ:3件
8月23日に温泉津温泉に初めて降り立った。古くからの温泉地だと知り、やっと来た。
関ケ原の戦いの前に毛利が治めていた中国地方のなかでも、もっとも重要な地が世界一の生産量をある時期は誇った石見銀山であったが、関ケ原以後、幕府に乗っ取られた後は、大量に銀を掘り出し、幕末に大村益次郎らが取り返した時には既に空っぽの銀山になっていた。大量に生産した銀の積出港として、温泉津は重要な地域だっただろう。
石見銀山は既に見に行ったので、今回は大田市の駅周辺とこの温泉地だけを訪問したが、石見瓦の茶色屋根の建物といい、こちらの地元の方の方言といい、山口県との古くからの共通性を、毛利時代以来なのだと、來るたびに実感する地域である。広島も勿論そうだが。。。
ところで、温泉は宿の温泉以外には、元湯の薬師湯にも入った。かなり熱い湯なので夏だし、長風呂は無理だが、なんとか入れる。そういえば、これより熱い湯は湯西川温泉で経験した。風呂からあがり、屋上で自然の風にあたり、無料のコーヒーをいただきながら、しばし、石見瓦の古い家並みを眺めた。夜も散歩したが、静かだ。今度は冬に来てみたいものだ。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2017/08/24
いいね!:6票
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