展示物よりも建物の美しさに感動する
- 4.0
- 旅行時期:2017/08(約7年前)
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by Zebraさん(非公開)
富岡・甘楽 クチコミ:7件
夏休みの時期だったのに空いていて快適だった。いや、お盆の時期だったからかえって人が少なかったのかもしれない。以前テレビで大混雑の様子が報道されていたので、警戒していたが、非常に快適に中を見て回ることができた。
富岡製糸場の主要な建物は、「木骨レンガ造(もっこつれんがぞう)」という、西洋のレンガ積の技術と、木で骨を組む日本の建築方法を組み合わせて建てられた、独特の様式の建物だそうで、だからこそ美しい。フランス人のオーギュスト・バスティアンが設計し、それを尺貫法に直して日本人の大工と職人が建てたもので、煉瓦の間は漆喰だそうだ。煉瓦を焼いたのも日本のかわら職人。その融合が、あの美しい建物になっている。
蚕の幼虫が展示されていた。また、蚕の糸引きの実演や、自動の紡織機、エンジン、そして繭を乾燥させるための巨大な置繭所など、とてもすばらしかった。
強いてマイナス点を上げるなら、ボランティアっぽい高齢男性たちが、訪問客をかなりぞんざいに扱っていたことだ。観光地の案内をするのならある程度の品位やサービスの水準を保ってほしい、と思う。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/08/23
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