「ライアン・ガンダー　この翼は飛ぶためのものではない」を見てきました。

3.5
旅行時期：2017/06（約9年前）

by HANAさん（非公開）

キタ（大阪駅・梅田）クチコミ：6件

中之島にある美術館で現代美術を展示する美術館ですが、今回は「ライアン・ガンダー　この翼は飛ぶためのものではない」と「ライアン・ガンダーによる所蔵作品展 ―かつてない素晴らしい物語」を見てきました。
ライアン・ガンダーは既成の概念に当てはまらない作品で多彩。作品だけでなく、その鑑賞者の想像力を活性化する、ということでした。あまり基礎知識がなかったので行ってみてなかなか面白い作品が並んでいました。また並んでいない作品もあり、展示室にいる係員に聞くと、日によって展示場所や時間も変わる、ということである日は係員のネックレスだったり、ということでこの日は展示がなかったです。
一応作品の番号と場所のリストがあるのですが、肝心の番号はふっていないので想像力を働かすしかない。
収蔵作品展はライアン・ガンダーがこの美術館の開館40年の活動を祝うもので、収蔵品を選んでペアのようにして展示している。彼が選んで展示したということでそれぞれの作品を鑑賞するのに何らかの関連性を考えたりしてこちらのほうが私としては楽しめました。
誰もが楽しめる展覧会ではないかもしれないけど、興味のある人も多くて平日の昼間にもかかわらず鑑賞している人は若い人を中心にいつもより多かったです。