特別展「木×仏像」飛鳥仏から円空へ 日本の木彫仏1000年
- 4.5
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:90件
天王寺公園内にある美術館です。
日曜日の午後、天王寺公園は人出が多く賑わっていましたが、美術館は予想に反して空いていました。
特別展「木×仏像」(きとぶつぞう)は、飛鳥時代の菩薩立像からはじまり、奈良・平安の重文の木像仏が多く、江戸時代の円空仏まで日本の木彫仏の1000年の歴史に注目した見応えのある展示でした。
特に注目したのはポスターにもなっている異形の「宝誌和尚立像」(西往寺)で、宝誌和尚の顔から十一面観音が現れる場面で、一度見たら忘れられないインパクトがあります。
以前、京都国立博物館で観たことはありますが、今回のテーマである木彫仏の代表格で、木の霊力を感じる造形と鉈彫りのノミの跡が絶妙で、何度お目にかかっても凄い迫力です。
音声ガイドを聞きながら特別展をゆっくり鑑賞でき満足でしたが、常設展示を見る時間が足りなくなってしまいそれだけが残念でした。
また、機会があれば訪れてみたいと思います。
「木×仏像」展は6月4日まで。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/05/31
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