“半円越流式”の洪水吐に吸い込まれる波紋が綺麗

4.0
旅行時期：2016/10（約9年前）

姫路クチコミ：4件

洪水調節、流水の正常な機能の維持を目的とした、堤高50.5ｍ、堤頂長145ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が1985年と比較的古く、クレストゲートがあるシンプルな構造です。ダム堤体上は車の通行はできませんが歩いて通ることができます。このダムの見所は、“半円越流式”の洪水吐で、ダム堤体上から覗くとサラサラと吸い込まれる水の波紋がとても綺麗に見えました。
ダムサイト右岸に管理所があり、その傍に駐車場やトイレ、ダムの説明板、タイムカプセルがあります。タイムカプセルの説明板には、『このダムに込められた多くの人々の熱い思いと、ダム建設に関係する多くの資料をタイムカプセルに納め「未来の手紙」として後世の人達に送ります』とありました。兵庫県下のダムには数か所、この様なタイムカプセルを観ることができますが、全国的には珍しいかも。
ダム見学後、管理所を訪れてダムカードをお願いすると、所員の方が快く対応してくれました。