古都京都の17か所ある世界文化遺産で、宇治市内にある2か所のうちの一つ。地味さがかえって心地よい。
- 3.5
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by あまちゃんさん(男性)
宇治 クチコミ:96件
京阪宇治線宇治駅から徒歩約10分。宇治川右岸、宇治神社の奥にある。宇治市内のもう一つの世界文化遺産「平等院」からも近い。
神社後方の木々の景観も含め、境内・建物すべてが世界文化遺産指定区域となっているとのことだが、実際に訪れてみると京都市内の有名な社寺と比べると、境内もさほど広くなく建物も含め全体的に地味に感じる。その分、観光客も少なくゆっくりと拝観できる(拝観料は無料)。
本殿と拝殿は国宝。本殿は平安時代後期、拝殿は鎌倉時代前期の造営。ただし、歴史資料等はなく、「年輪年代測定法」により算出されたものとのこと。
本殿、拝殿ともよく見ると何故か左右対称ではない。
境内にある「手水」は桐原水(きりはらすい)と呼ばれ、『宇治七名水』の中で唯一現存する湧き水。
ご神木は拝殿右側にある大きな欅の木。樹齢は330年以上とのこと。
祭神は、宇治神社と同じく応神天皇に寵愛された皇太子で、皇位継承の問題で異母兄(のちの仁徳天皇)に皇位を継承するため自殺したといわれる悲劇の皇子「菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)」。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/03/23
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