最上氏の権威を物語る遺構
- 3.5
- 旅行時期:2017/02(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
山形市 クチコミ:23件
山形市内に残る、山形城の遺構です。歌懸稲荷神社の裏手にあるので、山形駅からも近いです。東口正面の大通りを真っ直ぐ東に5、6分進めばあります。市街地にあり、且つビルに囲まれているので、ちょっと見には開発されなかった土地なのかな、と思えます。ただ、近くに行くと国指定の史跡であることを示す説明版がありますので、ようやく分かる感じでしょうか。
残っているのは土塁と空堀で、堀の深さは3~4m、土塁の高さは5~6m程度に見えます。最上氏全盛時代には、この土塁が今の山形市の中心部分を覆っていたようですから、物凄い規模です。それだけのものを作れた最上氏の権威も相当なものだったのでしょう。最上氏改易後は徐々に破棄されていき、幕末には三の丸はほぼ有名無実になっていたようです。時代の流れの無常を感じさせますね。
一般的な観光名所ではありませんが、歴史や城郭に興味のある方なら行って損は無いと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/02/26
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