悪い天気が逆に良かった？

4.0
旅行時期：2017/01（約9年前）

豊岡クチコミ：8件

生憎の天気の日に訪れましたが、逆にそれが雰囲気をもり立ててくれた気がします。
小雨（小雪？）が降る中、独特の柱状節理の文様が目の前一面にうねるように広がっていました。

玄武洞は、洞窟の中に入るのではなく、巨大なスクリーンのような洞門を眺めて見学するようになっています。
訪れた時は、ちょうど他に人はおらず、辺りは、雪景色で白、黒、灰の世界。
洞の上の方は雨霧に煙って、幻想的な雰囲気を漂わせていました。
なお、積雪期は、玄武洞、青龍洞のみが通路が除雪してあって、見学できるようになっていました。

玄武洞へのアクセスですが、列車を利用しましたが、駅は円山川を挟んだ対岸にあります。
川を越えるのには、駅からすぐの場所の渡しを利用します。
渡しは、事前に玄武洞ミュージアムに連絡すると迎えに来てくれます（片道￥300円・0796-23-3821）。
一艘の小舟に揺られながら、昔ながらの風情を満喫することができました。
更に、川面から眺める霧立つ山峡の様子は叙情的で、まさに一幅の水墨画の世界にひたっているかのようでした。
そしてラッキーなことに、対岸につくと野生のコウノトリに出会うことができました。