積雪期は玄武洞と青龍洞が見学可

3.5
旅行時期：2017/01（約9年前）

豊岡クチコミ：8件

冬の積雪期には、玄武洞と青龍洞のみ、通路が雪かきしてあって行けるようになっていました。
いずれの洞も、洞窟の中に入るのではなく、外から巨大な洞門を眺める感じです。
無料で見学することができます。
ただ、独特の柱状節理の石の文様が、うごめくように一面に広がる様子は圧巻です。
生憎の天気でしたが、逆に雨に煙っている様子が、一層迫力ある雰囲気をもり立ててくれました。

玄武洞公園の前には、玄武洞ミュージアムの横に無料の駐車場があるなど、車で訪れると便利です。
また、豊岡市の観光パンフレットなどによると、アクセスにはそのほかタクシーなどが推奨されていますが、列車やバスで訪れることもできます。
勿論、本数があまり多くないため、不自由を感じるかもしれませんが、逆に見学時間もそれなりにかかる訳ですから、計画的に時間を配分すれば、ぴったりうまく利用できると思います。
なお、駅、バス停ともに円山川の対岸にあります。

玄武洞ミュージアムでは渡し船をやっていて、事前に電話すると迎えにきてくれます（0796-23-3821）。
渡し場にも連絡先が書かれています。
料金は片道一人￥300円。
玄武洞ミュージアムの建物1階の売店で支払います。
ちなみに、橋は1ｋｍ以上迂回せねばならず不便ですが、渡し場は、駅、バス停からすぐの場所にあります。

小雨（小雪？）の中、山間に雲がたなびく情景を一艘の小舟から眺めていると、あたかも一幅の水墨画の世界にひたっているようであり、玄武洞までの雰囲気をより一層盛り上げてくれました。
更にラッキーなことに、船着き場に降りると、一羽の野生のコウノトリと出会うことができました。