「三股の伝説」…悲劇を弔った神社です。
- 5.0
- 旅行時期:2016/12(約9年前)
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by maa7さん(男性)
富士 クチコミ:6件
「三股の伝説」という話がこの神社に伝えられています。
昔々、沼川と和田川と潤い川とが合流した所にある淵を「三股」と呼んでいたそうです。この渕には龍が住んでいたので、毎年、少女を生贄として捧げていました。あるとき、関東の巫女七人が京都へ向かう途中、この生贄のくじを引き、最も若い「おあじ」という人が引き当ててしまいました。仲間の六人は深い悲しみに打ちひしがれ、柏原という所に来たとき、世をはかなんで、浮島沼へ身を投げてしまったということです。その後、村人たちが六人のことを弔ったのがこの六王子神社だということです。「おあじ」だけは鈴川の阿宇神社に弔われています。
なんとなく寂しい雰囲気の神社ですが、こういう伝説を知ったうえで、この地を訪れてみると、その寂しさと相まって伝説が真実味を帯びてくるから不思議です。旧東海道沿いにあり、東田子の浦の駅のすぐ近くなので、利便性はよいです。伝説を体感できるスポットとして参拝の価値ありです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/12/25
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