鳳凰堂は一見の価値ありです。
- 4.5
- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by norisaさん(非公開)
宇治 クチコミ:1件
この平等院はもともとはお寺ではありません。
960年以上前に藤原頼道が父親の道長の別荘を寺院へと転用したそうです。
ここには本尊である阿弥陀如来像が安置されています。
そして、この像は平安時代最高の仏師である定朝の作であることが判明している現存唯一のものだそうです。
そしてこのお寺には何と数十もの国宝があるそうです。
先ほどの阿弥陀如来像以外にも鳳凰堂そのものや、木造雲中供養菩薩像などが国宝です。
さて、有名な鳳凰堂はもともとは阿弥陀堂です。
しかし、鳳凰を模したその姿から鳳凰堂と呼ばれます。
そもそもこの平等院が創建された平安時代後期になると、日本では「末法思想」が広く信じられていました。
ご存知のように末法思想とは、釈尊の入滅から2000年目以降は仏法が廃れるという思想ですが、これは多くの宗教に共通するものです。
そして実際のところ天災人災が続いたため人々の不安は一層深まり、終末論的な思想が跋扈しました。
その救済を願って着工されたのがこの平等院というわけです。
この平等院は入場料も良心的なのですが駐車場はありません。
従って参道の有料駐車場を利用して歩くことになりますが、徒歩5分程度です。
なお、平等院内部は別料金がかかります。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/12/23
いいね!:30票
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