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福井県立恐竜博物館

美術館・博物館

福井県立恐竜博物館 施設情報・クチコミに戻る

日本最大の恐竜を中心とした自然史博物館 周辺施設とともに広大な恐竜テーマパークを形成

  • 5.0
  • 旅行時期:2016/11(約9年前)
kirstiNorgeさん

by kirstiNorgeさん(非公開)

勝山 クチコミ:3件

1.旅の目的
三世代での旅行の下見である。三世代は全員首都圏に居住している。
下見は首都圏からマイカーで来場した。
2.評価の原則
私の場合、観光施設への評価は次の四つに依って評価している。
a 見学者の関心と知識
b 施設単体の展示内容
c 施設隣接施設と周辺観光対象施設
d 施設へのアクセス時間と費用
3.福井県立恐竜博物館の紹介
福井県立恐竜博物館は単なる恐竜博物館ではなく、タンパク質の生成から生物の誕生、恐竜の誕生から死滅、人類の発生までの自然史博物館である。
恐竜の骨格展示が大部分を占めていること、福井県で恐竜の化石が多数発掘されたことから、近年、福井県が町おこし、観光客の誘致のために、恐竜化石の県として売り出し、その中心施設として、福井県立恐竜博物館を設置したようである。
a 見学者の関心と知識
私自身は、高校では地学、生物は学んでおらず自然史についての知識がほぼ皆無である。
但し、息子達が小学生の頃恐竜図鑑を見て、恐竜のミニチュアで遊んでいたので、「トリケラトプス」ぐらいは知っている。
息子達は恐竜図鑑を見て、育っており、大いに関心を持つのではないかと思う。
孫達は息子達と同様に恐竜図鑑を見ているとは思えないのでどの程度の関心を示すか不明である。
b 施設単体の展示内容
博物館として、科学的に正確に恐竜骨格を恐竜の種類別に展示している部分と、恐竜をテーマしたテーマパークとして、恐竜骨格に肉付けして、皮膚の色を推定し、塗装して、声色を推定して、声を出させて、
見学者に解りやすく、恐竜が生きていた環境と恐竜自体を説明している部分がある。
科学的に恐竜を分類しているが、恐竜の名称は似たような恐竜であっても発見された大陸、地域毎に異なる名称がつけられており、恐竜図鑑で見たことがある私にとって、息子達にとっても恐竜の名称で混乱するのではないかと思う。
但し、恐竜テーマパークとして、動きと声が聞ける恐竜実物大のジオラマはとても面白い。きっと息子達、孫達も喜ぶのではないかと思うし、恐竜が生きていた時代を理解するにはとても良いと思う。
私が最も感心したのは、建物の外観と内部構造である。外見はドームのように見え、内部は楕円吹き抜けの4層構造、最下層が恐竜などの展示、上層は回廊形式による壁面を利用した展示に利用している。最上層が入口となっており、エスカレータで最下層の展示場に降りる。最下層から上を見上げると屋根の明り取り窓が見える。
c 施設隣接施設と周辺観光対象施設
隣接する観光施設としては、かつやまディノパークとかつやま恐竜の森 長尾山総合公園がある。
前者は入場料500円後者は無料である。前者は自然の森(恐竜が生きていた時代の森ではない。)の中に、小型の色付けした恐竜の模型を配置し、見学者を感知すると突然叫び声をあげる。森の茂みのどこにいるのか探すのも面白いので孫達はとても喜ぶと思う。
訪問時には中国人の親子連れ二組の観光客のみであった。
後者は恐竜のレプリカ、いくつかの滑り台とジャングルジムがある公園である。余りにも簡単な遊具のため、幼稚園生の孫は喜ぶだろうが、小学生低学年の孫は喜ぶかは疑問である。
周辺観光施設として、スキー場二か所がある。中でも西日本で最大のスキー場であるスキージャム勝山がある。
スキージャム勝山はスキーシーズン以外はゴルフ場として、パラグライダー施設として使われているようであるが、実際に訪問した日には全く利用者がいなかった。
宿泊したホテルハーヴェストスキージャム勝山のフロントで聞いたところに依れば、冬のスキーシーズン以外に小学生低学年幼稚園生の孫達が遊べる場所は、恐竜博物館とその周辺施設以外にはないそうである。
但し、大人達の観光施設としては、永平寺があり、福井県は禅の町、恐竜の町として町興しを図っている。
d 施設へのアクセス時間と費用
宿泊したホテルハーヴェストスキージャム勝山のフロント係員の一人の出身は首都圏である。時々里帰りするそうであるが鉄道で米原経由東海道新幹線で約5時間、金沢経由北陸新幹線で約6時間かかる。米原経由鉄道での運賃は往復約30000円である。
恐竜博物館は長野県の伊那辺りを中心とする楕円の東京との対角線上にあり、鉄道では時計回りでも時計と反対回りでも時間がかかることになる。
楕円の対角線をマイカーで恐竜博物館と東京間を高山経由中央道経由で走行した場合(実際にこのルートで走行した。)、400km強あり、6時間から7時間かかる。
最も時間がかからないのは、羽田空港小松空港+レンタカー又は鉄道に依る方法であるこの場合は三時間以内に恐竜博物館に到着する。
e 首都圏の類似施設との相対評価 孫達の評価予測
上野科学博物館の恐竜展も見学したことがある。恐竜を中心としての博物館として比較すると、福井県立恐竜博物館は圧倒的に優れている。但し、上野科学博物館は動物園、博物館、公園などの多数の隣接観光施設があり、かつ首都圏在住者として、交通の便も良く、これらを総合すると観光施設としては上野科学博物館の方が、孫達には適切であり、孫達も高く評価するだろう。
f 総合評価
首都圏在住者として、孫達の評価を予測して見たが、交通利便な近隣中部圏関西圏又は観光バスでやってくる海外からの大人の観光客にとってはとても喜ばれる施設かと思う。
但し、他の観光施設、日本海側の温泉、冬の蟹、冬のスキー、永平寺及び岐阜の白川郷と高山との組み合わせでの評価である。
ホテルハーヴェストスキージャム勝山のフロント(中国人スタッフ)で聞いた話では多くの中国人観光客が、バスで前述の観光施設に訪問しているそうである。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
1.0
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
5.0
展示内容:
5.0
バリアフリー:
5.0

クチコミ投稿日:2016/11/14

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