奥津城之塔
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:188件
先の大戦において、ブーゲンビル島を中心とするソロモン群島地域で戦没された沖縄県出身将兵3,800余柱の御霊をお祀りされています。
慰霊碑は、屋根が亀甲形をした沖縄県に多く見られる亀甲墓のような形状をしています。現地にある建立の記には、『・・・沖縄古風の亀甲型奥津城を建立し・・・』とあり、慰霊碑のある敷地の入り口にある標石にも、「ブーゲンビル島戦没者之碑」とともに“奥津城之塔”と刻まれています。“奥津城(おくつき)”とは、神道式の墓石に刻まれる文字であることから、何故、亀甲墓のような形の慰霊碑に“奥津城”と刻まれているのか、考えても判りませんでした。しかし、亀の甲羅状の屋根が覆う部分は、一説には母の胎内を意味していると言われることから、御霊が安らかにお眠りになられるようにと考えられたものと理解しました。
平和祈念公園の霊域ゾーンの西の端辺りにあり、平和祈念公園駐車場から歩けば20分ほどかかりますが、ルート上どこでも乗り降り自由の園内EVバスを(100円で1日乗り放題)が運行されていますので、足に自信のない方はEVバスを利用されると良いでしょう。
平和祈念公園には、国立沖縄戦没者墓苑を中心とし、各都道府県、自治体、遺族会などの慰霊碑が数多く建立されていて位置関係が判りにくいです。入園したら最初に公園案内所で、“平和祈念公園”の地図を入手されることをオススメします。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2016/07/21
いいね!:2票
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