沖縄戦に於いて学徒動員された沖縄縣立第一中学校の戦没者を祀っています。
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- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
那覇 クチコミ:66件
現在の沖縄県立首里高校の前身である沖縄縣立第一中学校は、昭和20(1945)年3月27日、間もなく始まる沖縄島での地上戦に備え、4・5年生の同時卒業とともに3年生とあわせ『鉄血勤皇隊』が編成されて第五砲兵司令部に配属されました。前年11月より通信隊要員として訓練を受けていた2年生は、翌3月28日に『少年特別志願兵』として電信兵第36連隊に入隊を命ぜられ、各無線中隊に学徒兵として配属されます。
戦況の悪化とともに兵士となんら変わらない戦闘に加わることになり、陣地構築、通信、伝令、弾薬・糧食の運搬、戦傷兵の輸送他の任務に加えて、砲弾の飛び交う戦場の最前線で決死敢闘、対戦車肉薄攻撃、挺身斬込みに参加し約210名もの学徒が散華されました。学徒出陣に於ける戦死率は60%弱なので5名中3名が戦死したことになりますが、学校が戦後再建されたこともあり、知名度が低い訳ではありません。
沖縄縣立第一中学校の同窓会として社団法人養秀会が、一中健児之塔や一中学徒資料館の運営管理などをされているため、学徒隊として戦争を戦った時のことなどが良く分かるようになっています。
6月23日には同窓会主催で慰霊祭が執り行われますが、その他はやはり参拝に来られる方の少なさを感るものの、資料館もあることなので一度訪れる価値は間違いなくあるように思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 首里城駐車場から徒歩5分。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- パラパラとおられました…。
- バリアフリー:
- 3.0
- 階段はあります。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 塔は勿論のこと資料館も必見です。
クチコミ投稿日:2016/07/07
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