歴史をかんじる鵜川四十八体石仏群
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- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by じゅんちさん(女性)
高島 クチコミ:6件
白鬚神社から国道161号を北上してすぐの山際に、旧西近江路とされる道があり、この道をあがった丘陵上には、花崗岩で造られた33体の石仏群があります。これらは鵜川四十八体仏(うかわしじゅうはったいぶつ)と呼ばれ、長年の風化で表面の摩滅が進んではいますが、容貌や衣文(えもん)の掘り出しの技法などから、室町時代後半ころに造られた阿弥陀如来坐像であると考えられています。この石仏は、観音寺城(安土町)の城主で、近江守護を務めた六角義賢(よしかた)が、天文22年(1553)に、亡き母の供養のために造立したものとされ、義賢は、観音寺城のある湖東から、この湖西の鵜川の地を阿弥陀如来の住む西方浄土(さいほうじょうど)に見立てたのではないかとも考えられています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2016/05/25
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