知らなかった！！乗れなかった指定席特急券の払い戻し制度

3.0
旅行時期：2016/05（約10年前）

by tom32さん（男性）

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乗車していた列車が遅れて、乗り継ぎの列車に乗ることができず、指定席券が無駄になってしまったことってありませんか？
こういった場合には、下車駅で申し出をすれば、かなりの金額の払い戻しがされることを、今回初めて知りました。
昨日のことなのですが、金沢発のしらさぎ56号が強風のため芦原温泉駅で停車したまま運行をしばらく見合せたため、米原駅への到着が20分程度遅れ、乗り継ぎのひかり516号および名古屋乗り継ぎのひかり464号に乗ることが出来なくなったんです。
しらさぎ車内のアナウンスに従い、米原から後続のこだま号650号に乗ったのですが、こだま号の指定席が満席だったので自由席に乗ることになりました。
昨今、皆さん特急は指定で買うことが多いのか、指定やグリーンが満席でもこだま号の自由席は意外とがらがらで、立席もなく無事浜松駅まで到着しました。
浜松駅で改札を出るとき、ふと、こういう場合、指定席分の差額ってどうなるのか？と興味半分の疑問が湧き、駅員さんに、質問してみたら、10分以上待たされたでしょうか、駅員さんたちは、床にファクスのようなものを何枚も広げて調べ続けた結果、払い戻しができるとのことで、小学生の子の分と会わせて4,520円(だったと思います)の払い戻しを受けました。遅延が2時間未満でしたので、よくて指定席の差額分くらいなのかなと、だめもとだったので、大変びっくりしました。
後で調べてみると、しらさぎー新幹線全区間の特急料金の半額＋新幹線の指定席料金相当分の払い戻しだったようです。
窓口にはやはり、金沢から同じ列車にのって来た女性が、車掌か米原駅の駅員に聞いたからとかで、同じく払い戻し待ちをしていました。
こんな高額の払い戻しがされる制度があること自体、全く周知されておらず、聞かなければ切符を回収されてうやむやになってしまったことに、びっくりした次第です。
今回の場合、連休中のこともあったのか、しらさぎの遅延証明書がなくても、金沢駅の出発時間を口頭でいっただけで払い戻しをしてもらえましたが、駅によっては(あるいはたまたま対応した駅員によっては)遅延証明書がないことを理由に対応してもらえないのでは、との危惧も残ります。乗り継ぎ駅では、窓口に個別に問い合わせている時間などありませんから、乗り継ぎ列車が出発している時点で、すべての乗り継ぎ客あてに、自動的に遅延証明書を発行してもいいのではとも思いますがいかがなものでしょうか。
滅多にない機会でしたので大変勉強になりました。と、ともに、お金を返すことに関しては、聞いたもの勝ちという不条理を感じました。JRの事情で列車が遅れた場合は切符を渡す前にとりあえず聞いてみるのがいいかもしれません。
ちなみに、今回の場合切符はjR西日本のe5489で事前予約して、金沢駅の券売機で、発券したものです。JTBなどの旅行会社で購入した切符や、割引切符などは、取り扱いが違うかもしれません。それと、後続の列車の指定席が満席だったので自由席しかのれなかったという特殊事情もあります。