現在も硬券入場券や伝票のような切符を販売
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
砂川・新十津川 クチコミ:44件
学園都市線の半ばにある主要駅です。
学園都市線も、石狩当別を越えてここまで来ると、札沼線という方が似合ってきます。
北海道医療大学(正確には石狩当別)~新十津川で列車を交換できる駅は、ここ石狩月形しかありません。
ほかはずっと単線1本です。
石狩月形駅では、現在でも現役で硬券入場券を販売しています。
そのほかの切符は3種類で、石狩当別まで¥450円、百合が原・新琴似の¥840円区間、白石・手稲の¥1070円区間です。
いずれも伝票のような紙切れで、不便なようで今となっては貴重な珍しい切符です。
最近、JR北海道では合理化により駅や駅窓口、キヨスクの廃止などを行っているので、気になる方は早めに手に入れた方がよいかもしれません。
購入できるのは現金のみだそうです。
ホームも狭く、上下の列車が並んで停まるとちょっとかっこいいです。
ホーム~駅舎は列車の動いていない時だけ、踏切で渡るので移動はお早めに。
石狩月形の駅名は地名から来ていますが、月形は周辺の石狩平野に多い三日月湖から来た訳ではありません。
近くにある昔の刑務所、樺戸集治監の初代典獄、月形潔からとられたそうです。
駅を出て右手、200mほどのところに樺戸集治監に関する月形樺戸博物館があり、4月~11月の間、開館しています(¥300円)。
また、国道に出たところに皆楽公園があり、ほとりの月形温泉では日帰り入浴や宿泊が楽しめます。
雪の無い時期は自転車も借りられるようで、公園内の三日月湖の周囲などを周遊できます。
3kmほど離れた石狩川を渡った先には、宮島沼があり、4月中下旬と9月下旬~10月上旬には圧巻のマガンの群れが眺められます。
途中までは樺戸集治監の囚人たちが先鞭を切り開いた、峰延方面まで続く囚人道路を行きます。
月形駅前から岩見沢までのバスがあり、「分岐点」バス停まではバスが利用できます。
そのほか、駅の周辺には囚人たちが植林した杉林があるという円山公園など、囚人にまつわる遺構なども残っていて、駅前に立つ看板に周辺の見所などが書かれています。
- 施設の満足度
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3.0
- 施設の快適度:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/04/25
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