戦後国吉集落の住民の手によって集められた戦没者の遺骨4,000名余柱が祀られています。~萬魂之塔~
- 5.0
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
糸満・ひめゆり クチコミ:207件
沖縄戦末期に米軍と日本軍が熾烈な戦いを繰り広げた沖縄島南部。その中のひとつの場所である国吉集落に建立された萬魂之塔は、戦後付近一帯に散乱していた戦没者の遺骨が住人の手によって集められ付近の壕に納められた後、昭和30(1955)年5月に現在の萬魂之塔が完成し遷骨されて現在に至っています。
4,000余柱の遺骨は多くはこの地で最期を遂げた第24師団隷下の第22連隊・第32連隊・第89連隊の将兵のものだったそうです。民間が建立した軍属の慰霊塔の数少ないもののひとつです。十把一絡げに軍部を悪く言うだけなら簡単なのかも知れません。しかしそれでは説明がつかないことが多すぎる現実に、やはり一般論=真実の答えにはなっていないことを再認識する必要性を萬魂之塔を訪ねて改めてそう思いました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 白梅之塔の隣。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 平日午後は誰もいません。
- バリアフリー:
- 5.0
- 手を合わせることは可能です。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 住民が作った軍人の慰霊碑に心を打たれました。
クチコミ投稿日:2016/04/04
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