人質だった家康が学んだ古刹
- 4.5
- 旅行時期:2015/12(約10年前)
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by norisaさん(非公開)
清水 クチコミ:10件
このお寺は徳川家康とゆかりがあります。
家康は幼少時今川氏の人質として駿府に移されましたが、当時の清見寺住職太原和尚(第一世)よりこの寺で教育を受けました。
このお寺は約1300年程前の白鳳年間(7世紀後半)天武天皇朝の頃に東北の蝦夷に備えてこの地に関所が設けられ清見関 (きよみがせき) と呼ばれていたそうです。
やがて、この関所の鎮護として仏堂が建立され、それがこのお寺の基礎となったようです。
室町幕府を開いた足利尊氏公は深く清見寺を崇敬し、清見寺山頂に利生塔を建立して戦死者の霊を慰め、天下大平を願ったそうです。
さらに、室町幕府は清見寺を官寺と定め、日本を代表する寺ということで「全国十刹」の中に置き保護したそうですから、かなり優遇したわけですね。
こうして清見寺は大きな勢力を持つことになったようです。
また徳川家康の成長期に深くかかわったお寺ということで、清見寺は三葉葵の紋を許されました。
そして江戸時代は二百余石の朱印地を有し徳川一門の帰依を受けるところとなりました。
拝観料料金は良心的な300円!
料金は安いのですが見事な庭園が広がります。
それもそのはず、国指定の名勝に指定されています。
さらに違い棚などは家康がいた時代そのままだそうですから見ごたえがあります。
静岡にご旅行の際は是非お立ち寄りください。
ちなみに駐車場も二か所あり、全部で10台以上は駐車できます。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/02/09
いいね!:16票
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