琵琶湖を横断するかつて有料の橋梁でした~近江大橋~
- 5.0
- 旅行時期:2016/01(約10年前)
-
-
by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
大津 クチコミ:111件
膳所城のお膝元滋賀県大津市丸の内町と草津市新浜町を結ぶ全長1,290mの近江大橋は、滋賀県道18号線の有料区間として昭和49(1974)年9月26日に開通しました。当時車で琵琶湖を横断するには、湖西の堅田から守山に向かう琵琶湖大橋しかなく、その他は北から国道1号線瀬田川大橋、瀬田唐橋、名神高速、南郷洗堰しかなく、朝夕の通勤時間にはどの道も大変混雑していました。その混雑緩和を図る目的で作られた近江大橋は、開通時の二車線道路ではさほどの効果はなかったようですが、今までの迂回ルートを大幅に短縮したことには違いありません。
その後片側2車線化されたものの、通勤時の混雑は相変わらず続いていました。昭和63(1988)に京滋バイパスと側道で瀬田川を渡るルートができて一時的に緩和されたようにも見えましたが、田舎独特の急激なモーターリゼーションの結果慢性的な渋滞区間として有名になってしまいました。
開通時よりいずれは無料化されると言う話だったものの諸事情により延期が続き、平成25(2013)12月26日にやっと無料化されました。有料時は迂回ルートを取っていた車が近江大橋を通るようになり、渋滞は避けて通れない現実となっています。また草津側にイオンモールがオープンし、取付道路から直接駐車場に入る車で左側車線が渋滞する上、気付かずに本線を走ってきた車がその車列に割り込もうと停止するため、後車が先に進めなくなることも珍しくありません。
無料化で便利になったことは嬉しい反面、渋滞にハマる確率が非常に高くなったことは、やはり手放しでは喜べません。
- 施設の満足度
-
5.0
クチコミ投稿日:2016/02/02
いいね!:5票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する