平清盛の母を想うこころ~厳島神社~
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- 旅行時期:2015/12(約10年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
今出川・北大路・北野 クチコミ:12件
社伝によると広島の厳島神社を崇敬していた平清盛が、福原に経が島を造成した際に厳島神社を勧請したことが始まりとされ、後に清盛の母の御霊を合祀したとされています。
その後この場所に遷座したとされているものの詳細は不明ではあるものの、九条家の邸宅内に取り込まれ、同家の鎮守さまとして役目を果たしていたようです。
東京遷都と共に九条家も東京へと移ったものの、神社はそのまま残され、現在に至ります。
宗像三女神を主祭神として祇園女御を配祀しているようですが、これは後世で話題作りのために清盛の叔母である祇園女御とされたようで、実際には清盛の母君の御霊を合祀したとされています。
どの時代でも話題作りが先行してしまいますが、やはり平清盛も人の子であり、その母君の存在は大変大きなものだったに違いありません。それが作りかえられてしまっている現実には、なにかやるせないものを感じました。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2015/12/14
いいね!:6票
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