「元伊勢」の名で親しまれる桧原神社 山の辺の道 ?
- 5.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by ガッサンさん(非公開)
桜井・三輪・山の辺の道 クチコミ:5件
景行天皇陵から、てくてく「山の辺の道」を歩くこと約40分「桧原神社」に着いた。
法被を着た老人が京都・龍安寺の如く、曲線ではないが直線に白砂を敷き詰めた庭を整備していた。その上を歩くと崩れそうな気がしたが、意外に固かった。「すみません」と断って歩いた。
桧原神社は、万葉集などに「三輪の檜原」と数多くの歌が詠まれた台地の上にある。大和国中が一望できる絶好の場所に位置し、眼下に箸墓の森が見え、二上山の姿も美しい。 かってこの付近は大和の笠縫邑と呼ばれた。そのため境内には「皇大神宮倭笠縫邑(やまとのかさぬいのむら)」と書いた大きな石碑が立っている。
檜原台地に建つ桧原神社は、大神神社付近の摂社群の中では、最も北に位置している上に社格も最も高く創建も古い。天照大神が伊勢神宮に鎮座する前に、宮中からこの地に遷され、この地で祭祀されていた時代がある。伊勢神宮へ遷されると、その神蹟を尊崇して、檜原神社として引き続き天照大神を祀ってきた。そのため、この神社は広く「元伊勢」の名で親しまれている。そう言えば、京都・天橋立でも「元伊勢」を聞いた。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/11/22
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