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弘文天皇陵(長等山前陵)

名所・史跡

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壬申の乱で敗れ自害し果てた悲劇の大友皇子眠る場所~弘文天皇陵~

  • 5.0
  • 旅行時期:2015/09(約10年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

大津 クチコミ:111件

壬申の乱の最終局面、瀬田川の戦いに於いて大海人皇子の軍勢に敗れた大友皇子は、戦場となった瀬田唐橋近くの地で、自害し果てたとされています。父である天智天皇の死後、叔父の天武天皇が即位するまでの期間が短いということもあり、即位の事実も証明されず長きに渡って天皇として認められていなかった大友皇子でしたが、明治時代に諡号され第39代弘文天皇として歴代天皇に並ぶことになりました。

石山エリアには大友皇子所縁の場所がいくつかあり、御霊神社はその大友皇子が自害し果てた場所としての伝承地でもあります。また石山寺内の若宮社もその伝承の候補地と言われています。この長等山前陵の謂れはわかりませんが、以前訪ねてきたときはそれ程わかりにくい場所にあったとは思いませんでした。今は山上町のバス停から山手に入って一筋目を左手に進んで行くと市役所裏を通り過ぎたところに御陵が存在します。わかり辛いんでお勧めはしませんが、市役所の駐車場脇をすり抜けて行くこともできます。

学校がある時ならば、警察学校や大津商業高校の生徒の元気な声が響いています。お墓という意味では静かに眠って下さいというところなのでしょうが、大友皇子の人物像を見る限り、その賑やかさを楽しんでいるのではと思えてなりません。また時期を変えて訪れてみようと思います。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
別所駅から徒歩7分。
人混みの少なさ:
5.0
たまに学生が走っていますが。
バリアフリー:
3.0
下は玉砂利がひいてあります。
見ごたえ:
5.0
厳かさを感じます。

クチコミ投稿日:2015/11/21

いいね!:8

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