現在１本だけ残っている都内最古の貴重な親柱です

4.5
旅行時期：2015/09（約10年前）

丸の内・大手町・八重洲クチコミ：170件

　この一石橋は、日本橋川が左 (東側) に大きく曲がったところに架かっており、良く知られた日本橋から上流 (西側) へ二つ目になります。
　かつては、日本橋川と外堀が十字になっており、この一石橋から日本橋川や外堀に架かる多くの橋が見えたとのことだが、今はなくなった橋もあり、２,３の橋しか見ることが出来なくなっています。
　また、川の上を高速道路の走っているので、更に景観が損なわれています。
　さて、親柱だが、１９２２ (大正１１) 年木橋から鉄筋コンクリート製のアーチ橋に架け替えられた時は、４本あり石造りの重厚感ある立派なものでした。
　がその後、高速道路建設や平成の大改修により３本が撤去され、現在この１本が残るだけとなっています。
　この親柱は、都内で最も古く貴重なもので、中央区民有形文化財 (建築物) になっています。