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まことちゃん像

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橋本市は楳図かずお先生ゆかりの町

  • 4.5
  • 旅行時期:2015/09(約10年前)
yoshimune-kunさん

by yoshimune-kunさん(男性)

高野山周辺 クチコミ:12件

「まことちゃん」と言えば、楳図かずお先生の代表作とも言えるギャグ漫画で、「週刊少年サンデー」に1976年から1981年まで連載されていた作品です。
今の子供には馴染みがないかもしれませんが、「グワシ」「サバラ」「マッチョメ」など、この作品発の流行語が頻出する大人気漫画でした。

この作者の楳図さんは、「まことちゃん」のようなギャグ漫画のほか、「漂流教室」「わたしは真吾」「14歳」などのSFテイスト溢れる作品、「猫目小僧」「へび少女」などの恐怖漫画など、幅広いジャンルの作品を手がけています。
また、自らバンド活動を展開したり、郷ひろみや近田春夫の楽曲の作詞を手がけたりと音楽関係の活動を行うこともあります。色々な形でタレント活動も行っていますので、赤白のボーダーのシャツを着ている姿を見たことのある人も多いでしょう。

そんな楳図さんは、昭和11年、和歌山県伊都郡高野町で生まれました。本籍は奈良県五條市ですが、出産の便宜のためにお母さんが高野山に来ていたようです。
お父さんは小学校の教員で、楳図さんが幼少の頃は奈良県の山間部を転々としていたそうですが、6歳からは五條市に定住するようになり、東京へ出て行く27歳まではそこで過ごしたため、一般的には「高野山生まれ、五条育ち」として紹介されることが多いようです。

その頃、楳図さんは五條市の隣にある橋本市へもしばしば出かけていたそうで、そんな関係から一時は橋本市の広報誌に「オデンバ日記」という4コママンガを載せていたこともあるそうです。

こうした縁もあって、平成14年に橋本で駅前商店街の活性化をめざした「駅前一番計画」が立ち上がった際に楳図さんに「まことちゃん像」の設置をお願いしたところ、快諾を得られたということでこの像が建てられたのだそうです。

今年の春に行われた「高野山開創1200年記念大法会」の期間中(4月2日~5月21日)には高野山のマスコットキャラクター「こうやくん」に変身したこともあるなど、橋本市民には永く愛されてる「まことちゃん」、皆さんも1度会いに行ってはどうでしょう。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2015/10/19

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