お財布に優しい庶民の味方【宮地家住宅】
- 4.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by ウェンディさん(女性)
飛騨高山・古川 クチコミ:6件
高山の古い町並みは、その町屋が並ぶ町並みを歩くだけでも楽しいが、せっかく訪れたのだから、町屋の構造を見ることが出きる住宅の内部見学もお勧めの場所だ。
しかし、家屋の見学は有料のことが多く、入場料として500円程度の費用が発生してきて、公開しているお宅を全て見て廻ったら、あっという間に財布は軽くなってしまうだろう。
そこで、お勧めなのが無料で公開している町屋である宮地家住宅だ(公開日は土日・祝日のみ)。
宮地家は庶民派の町屋の代表的な存在で、江戸時代後期頃からの一般家庭の家の中の様子を見ることができる。(松本家住宅も無料で公開しているらしいが、こちらには行っていないので詳細不明だ)
宮地家の玄関を開けると、2階までの吹き抜けスペースがあり、その奥には広い畳の間と坪庭。そして、一番突き当りには土蔵があるいわゆる≪ウナギの寝床≫形の奥に細長い造りをしている。
二階へと上がると、当時の子供部屋があり、高山では庶民と云われる人達でも、かなりゆとりある生活をしていた様子が偲ばれる。
一方、裕福な豪商である高山町人のお屋敷も何軒か公開されているが、こちらはそのほとんどが、入館料を必要とする有料エリアだ。
限られた観光時間の中で全ての公開住宅を見学するは時間的にもお財布的にも難しいので、庶民派の宮地家住宅、そして、豪商派の公開住宅(日下部民藝館、吉島家住宅等)を1つずつ眺めるくらいがちょうどいい見学内容だと思う。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 町屋エリアの西の端
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 空いていました
- 見ごたえ:
- 4.0
- 庶民の家ということでしたが、広い!
クチコミ投稿日:2015/10/04
いいね!:4票
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