主張が違うとすぐに切り合いをしていた物騒な時代
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約10年前)
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by たびたびさん(男性)
山口市 クチコミ:77件
井上馨は、明治政府の外務大臣や第二次伊藤内閣の元では内務大臣を勤めた長州派閥の重鎮。
伊藤博文とともに英国に密航し開国論に転じたことで、尊王攘夷に染まった藩の中では特異な存在となったように思います。この碑は第一次長州征伐の最中、佐幕を基本とする俗論党に襲われて瀕死の重傷を負った場所に建てられたもの。いずれにしても、主張が違うとすぐに切り合いをしていた物騒な時代。この後、功山寺の挙兵で藩論を統一したのですが、これに限らずいろんなところで紙一重の危地を潜り抜けなければ、その後の活躍はなかったということでしょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/09/09
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