日本最北限域の天然ブナ林の最寄り駅

3.0
旅行時期：2015/08（約10年前）

蘭越・寿都クチコミ：31件

日本最北限の天然ブナ林ともいわれる黒松内の歌才ブナ林の最寄り駅です。
駅構内にはブナの木が展示されているほか、簡単な観光マップも掲示されていました。
無人駅ですが、昔は有人駅だった名残があります。
単線の函館本線の区域にあって、この駅は複線で、下りニセコ・小樽方面は駅舎側ホームから跨線橋を渡ります。
札幌までは普通運賃が￥2,810円。函館と小樽が￥2,490円と同額で、ここまで来ると札幌よりも函館の方が安くなります。
特筆すべきは、小樽の1駅前の塩谷までは￥2,160円なので、小樽までだったら塩谷で分けて買った方が￥110円お得なことです（黒松内～塩谷￥2,160円、塩谷～小樽￥220円）。
札幌までは残念ながらそのようにはならないので、下車駅の都合に合わせて調べてみるとよいかもしれません。
駅舎内には待合室のベンチとたたみスペースのお座敷が一部にあるほか、トイレがあります。
駅前は何もなく、長万部・黒松内温泉または寿都行きのバスが1日に5往復停車します。
タクシーは常駐していませんが、電話ボックス内に72-3055（市外局番は管内なのでいらない？）と書かれていました。
やっと飲料の自販機が100ｍほど離れた通りに出たところにありました。
歌才ブナ林は駅から2ｋｍほどのところ。
黒松内温泉はその途中の1ｋｍほどのところにあります。
車の通りはあっても、人通りはまばらな鄙びた街並みです。