重症患者や学徒や一般人の墓標でもあるアブチラガマ
- 5.0
- 旅行時期:2015/06(約11年前)
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by 飯田潤一さん(男性)
知念・玉城・八重瀬 クチコミ:1件
2015年5月に行きました。わたしは、事前に4冊の 沖縄戦での県立高女&師範学校の本を読んでアブチラガマのことを知り、訪れました。合計16名の女子学徒と3名の医師が関わったガマです。現地の人から、アブチラガマに行くのだったらガイドをお願いした方がいいよと教えていただいておりましたので、ガイド代1000円+懐中電灯代100円+入場250円=1350円にてお願いいたしました。南風原陸軍病院の分院であったガマですから、多数のかたが ここで亡くなりました。数少ないアブチラガマ生存者のなかに北海道のかたがいらっしゃいます。日本で唯一の地上戦となった沖縄戦では、軍人軍属ではない普通の人々が巻き込まれ、死にました。死亡者を都道府県別に見ますと、沖縄県の次に多いのは、北海道です。その数は米軍の死者数に匹敵するほどです。日本の端に位置する北海道にとって沖縄で起こったことは、他人事ではありません。北海道の方に是非 訪れていただきたいスポットです。事前勉強したつもりでしたが、ガイドのかたの適切な説明をいただき、本で読んだこととアブチラガマの内外で起こったことが、目の前に見えるような感覚になりました。視聴覚室のDVDを見てください。また、観光センターでは南城市で作製した『糸数アブチラガマ』のリーフレット(1000円)を買い求めてみてください。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 車です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/06/07
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