伐採の危機を免れた名木
- 3.5
- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by かつのすけさん(男性)
日光 クチコミ:10件
神橋のそば、深沙王堂脇に国道120号線にせり出すように立っている樹齢550年、樹高4.3m、目通り幹周5.75mの大きな老杉で、周辺の杉の中で一番の巨木のため太郎杉と呼ばれています。
昭和39年国道拡幅事業のため土地収用法にかかり伐採の危機に遭いましたが、所有者である東照宮が原告となり裁判を起こした日光太郎杉事件は昭和48年原告勝訴となり、現在でも太郎杉を見ることができます。こうして伐採を免れた太郎杉ですが、国道側へ傾斜しているため、通行車両に擦られて樹皮に傷ついた跡が多数あり平成16年には保護材が取り付けられました。栃木の名木百選にも選ばれた名木なので、これからも残ってもらいたいものですね。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 2.5
クチコミ投稿日:2015/05/31
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