見応えある連結複合式天守。
- 5.0
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by ガッサンさん(非公開)
松本 クチコミ:12件
天正18年(1590)小田原城攻め後、石川数正・康長父子が松本平に入部し、城と城下町の整備を進め、近世城郭としての松本城の基礎を固めた。天守の築造年代は文禄2年から3年(1593~4)と言われる。
石川氏は豊臣秀吉の信頼の厚い武将でした。秀吉の大坂城は黒で統一されていた。松本城が黒いのは、石川氏の秀吉への忠誠のしるしと思われている。また、松本城は戦国末期、鉄砲戦を想定した戦うための漆黒の天守の典型として、現存する唯一の城です。ちなみに関ヶ原の戦い以降は、姫路城など白亜の天守が築造されました。
天守のうち、大天守・渡櫓・乾小天守のまとまりを連結式天守と呼び、戦いの多い時代に造られたため、石落しや狭間が多く、窓は少なく、守りやすくなっている。
大天守・辰巳附櫓・月見櫓のまとまりは複合式天守と呼び、平和な時代になってできたため、戦うための備えがありません。二つの形式を合わせ連結複合式と呼ばれ、見応えがある天守である。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/24
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