二・二六事件の首謀者自決の地
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- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by bluejaysさん(男性)
熱海 クチコミ:1件
河野寿大尉は二・二六事件で、光風荘にいた牧野伸顕元内大臣を襲ったが、警備の警官に銃で撃たれ負傷した。陸軍病院(現在は国際福祉大学熱海病院)に入院した彼は、自決しようとしたが、刃物を取り上げられていた。そこで兄に果物ナイフを差し入れるよう頼むと、病院の裏山に行ってそこで腹部を切った。刃渡りが短いため致命傷にはならず、首筋を何度も刺したが、それでも死ねず、最後は16時間も苦しんで失血死した。
国道が開通したことにより、旧陸軍病院敷地は分断されることになった。東側は国際福祉大学熱海病院、西側はKCRホテルとなったが、実際の現場はホテルの裏の松の木の辺りだという。現在そこに入ることができなくなっているため、光風荘でガイドをやっている人が目印の石を現在地に移し、熱海市当局に碑を建てるよう請願したが、テロリストなのでダメだと言われ、自費で碑を建てたのだという。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 熱海駅から15分
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 人はいない
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/05/24
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