日本の近代化を進めた、薩摩の若人。
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- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by ガッサンさん(非公開)
鹿児島市 クチコミ:12件
鹿児島中央駅のアミュ広場から出ると、江戸時代の末期に国禁を犯して海外留学を果たし、新生日本を建設する原動力となった薩摩藩英国留学生をモチーフにした銅像がある。その銅像『若き薩摩の群像』が観光客を迎えてくれる。高さが12.1mあり、高く感じる。彫刻家で日本芸術院会員の中村晋也氏(1926~)によって、昭和57年(1982年)に制作された。
文久3年(1863年)薩英戦争で西欧文明の偉大さを痛感させられた薩摩藩は、慶応元年(1865年)、15名の留学生と4名の使節団を英国に派遣した。幕府の鎖国令を破っての派遣だったので、全員変名を使って、甑島(こしきじま)大島辺出張という名目で、慶応元年(1865年)4月17日、串木野市羽島浦から英国貿易商グラバーが用意した蒸気船オースタライエン号で、密かに英国に旅立ちました。約2ヵ月後の6月21日にロンドンに到着した学生たちはロンドン大学に留学します。留学生らは帰国後、外交、文教、産業等の分野で活躍し、日本の歴史を大きく転換させ、新生日本を建設する原動力となった。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/04/20
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