悲しい歴史を乗り越えた長崎・浦上の象徴
- 4.5
- 旅行時期:2015/03(約9年前)
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by 木枯らし紋次郎さん(男性)
長崎市 クチコミ:10件
長崎には有名な教会がいくつも存在する。
ただ大浦天主堂とこの浦上天主堂は混同されやすい。
大浦天主堂は国宝に指定され、グラバー園の近くにある。
そしてこの浦上天主堂は原爆の爆心地の近くに建ち、
爆風ですべてが破壊されてしまったという歴史を持つのだ。
長崎はカトリック教徒が多いが、
特に多いのが長崎市北部の浦上地区である。
この地域のカトリック教徒は、
江戸時代と明治初期に弾圧を受け、
キリスト教が公認されると、何年にもわたる工期を経て、この天主堂を完成させた。
けれども、2度めの悲劇が訪れる。
それが長崎への原爆投下だ。
このとき、浦上天主堂は焼けたレンガを残し、
まさに廃墟と化してしまったのだ。
その後信者たちによって再建されるが、
浦上天主堂の壮大な姿は、長崎復興の象徴でもある。
(注意)
日曜日にはミサが行われているようなので、
信者さんの迷惑にならないよう、
写真撮影などは控えられた方が良いかと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 路面電車は松山町が最寄りの駅になりますが、10分ほど歩く必要があります。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 観光客でごった返すような場所ではないです。
- バリアフリー:
- 3.5
- 坂が少し急です。
- 見ごたえ:
- 4.5
- 日本で一番大きな教会ではないでしょうか。
クチコミ投稿日:2015/03/23
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