世界への扉、出島。
- 4.0
- 旅行時期:2015/02(約9年前)
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by ガッサンさん(非公開)
長崎市 クチコミ:24件
出島は1634年から2年の歳月をかけて、ポルトガル人を管理する目的で、幕府が長崎の有力者に命じて作らせた。建造費銀200貫目(約4000両)これを今のお金に換算すると約4億円となる。築造費用は、門・橋・塀などは幕府からの出資であったが、それ以外は石嶺匠、高島四郎兵衛などの長崎の25人の有力者(出島町人)が出資した。
ポルトガル人は、彼らに土地使用料を毎年80貫支払う形式となっていた、初代のオランダ出島商館長カピタンとなったマクシミリアン・ル・メールが交渉し、借地料は55貫、現在の日本円で約1億円に引き下げられた。1641年から1859年まで対オランダ貿易が行われた。日本の世界に対する唯一の窓で、世界情勢はここを経由して入って来た。正に世界へ出た島である。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/03/05
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