異世界にようこそ
- 5.0
- 旅行時期:2012/02(約14年前)
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by ブラウニーさん(男性)
一関 クチコミ:1件
明暦の大火は世界三大火事のひとつに数えられるそうですが、地元である東京では関連す
る鎮魂の行事も報道も一切ありません。あの大惨事がきっかけとなって隅田川に橋が架け
られるようになったり、両国に回向院が建てられたにもかかわらず。では、なぜ大原でこ
れだけ長く続いてきたのか? ここからは私の推理です。大東高校鹿踊部の演目の詞章に
「わがつま(夫)は奥の深谷に枝とは消へいし便りござらぬ」があり、山車には「奥州仕
置軍迎撃隊」の幟と「大原飛騨守深谷参陣」の武者人形・・・。そう、大原の人々は豊臣
勢に滅ぼされた葛西軍の大将飛騨守(大原千葉氏)をいつまでも忘れまいと顕彰している
のです。大原八幡神社から喊声をあげて駆け出す裸男たちに、反中央の気概を感じます。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 東京から自転車で7日。新幹線などを利用すれば5時間ほど。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 多いのがいいのか、少ないのがいいのか判断が・・・。
- 催し物の規模:
- 4.0
- いかにも地域、共同体の祭り。人出は3万人弱、とか。
- 雰囲気:
- 5.0
- 朝からの手踊り衆の門付け、子供たちの山車、梯子乗り、太鼓、鹿踊りの競演など、すべてに風情があり、すばらしい。
- バリアフリー:
- 3.0
- 裸で凍てつくような水をかけられる身になってみれば、少々のことは・・・。
クチコミ投稿日:2015/02/24
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