立山防空壕
- 5.0
- 旅行時期:2015/02(約11年前)
-
-
by ごん太2さん(男性)
長崎市 クチコミ:2件
この資料館の横に立山防空壕が残っている。平成17年から内部も公開され見学できる。
防空壕は「長崎県防空本部」としてつくられ、知事や主だった役人が非常時に対策を練ったり、指示を出す役割を担ってきた。
ちょうど8月9日も会議中で「ヒロシマのような新型爆弾が落ちたらどうするか」審議中だったそうだ。そこへすごい揺れ。外へ出ると浦上の方はまだ火の手があがっていないし、このあたりは建物も損傷を受けておらず、事の重大さをとらえるまで時間がかかったようだ。しかし次々入ってくる情報に関係者は驚き、通信指令室から東京の大本営に何回も被害状況を打電したという。
ヒロシマはそれができなかった。しかし大本営もヒロシマと同じ爆弾と判断し、敗戦を決定づけたと思われる。
内部は要塞のごとく頑丈なつくりでこれが現存している意味は大きい。長崎を訪れる観光客などが、その存在を知らず見学者も少ないというのが残念だ。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/02/17
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する