二階崩れの変
- 5.0
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
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by bluejaysさん(男性)
大分市 クチコミ:8件
上原館は鎌倉時代から戦国時代まで、豊後守護として君臨した大友氏の居館が置かれていたところである。館跡は東西約130メートル、南北約150メートルの長方形からなり、北西に主郭の出入口を固めるための枡形を設け、南と西側には10~25メートルほどの幅をもつ土塁を盛り上げ、この基底部に沿って空堀を掘り出していた。また、東側と北側にある自然の崖地も巧みに利用して、館内への侵入を防ぐ工夫をしていた。
1550年に大友宗麟が父義鑑を襲った「二階崩れの変」は、ここが現場だったと考えられており、館は二階建てであったと推測されている。
上原館は、1597年に福原直高が府内城を築いた際に廃されたようだ。
館跡は現在住宅地に埋もれているが、土塁・堀跡がわずかに残り、天満社が建てられている。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/02/17
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