日本三古橋のひとつとして、昔の木橋の特徴が残されてます。
- 3.5
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
宇治 クチコミ:4件
平等院の見学後、妻が伊藤久右衛門(宇治本店)の抹茶スイートが食べたいと言い出し、
宇治橋の西詰から府道7号沿いにある店まで歩き往復したことで、結果的に宇治橋の様をよく確認することが出来た。宇治橋は瀬田の唐橋(滋賀県)、山崎橋(京都府)と共に日本三古橋の一つに数えられ、646年(大化2年、飛鳥時代)に架けられたとの伝承がある。現在の橋は1996年に架け替えられたもの(コンクリート製)であるが、昔の木橋の特徴である擬宝珠付の桧造りの高欄(欄干)、橋の両サイドに桧製の桁かくし等が設けられていて、嵐山の渡月橋などと同じイメージである。桁かくしというのは良くわからないのだが橋の側面からの景観、橋桁の雨水等からの腐食保護のためのものらしい。車道と歩道の境には植樹桝が並んでいてお茶の木が植えられているところはいかにも宇治らしい。宇治橋の他にない特徴として、西詰から第2、第3の橋脚の間に設けられた「三の間」と呼ばれる橋の張り出し部分がある。三の間から汲まれた水は茶の湯によいと茶人に珍重され、秀吉も茶会の際にはここから水を汲ませたといわれていており、現在でも茶まつりではこの水を使用しているのだとか・・。宇治橋からの風景を見ていて橋に沿って上流側に棒が何本か川に立てられており何だろうと気になり後で調べたところ、流木よけのために設けられたもので、橋脚周辺の河床洗掘防止効果もあるものであることが分かった。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 歩道部分も大判の御影石が使用され立派です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
- 比較的新しく架けかえられた橋ではあるが、昔の木橋の特徴は継承されている。
クチコミ投稿日:2014/11/10
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