継体天皇15年(521年)の創建と伝えられる古社
- 3.5
- 旅行時期:2014/06(約11年前)
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by はまちゃんさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:283件
「綾戸国中神社(あやとくなかじんじゃ)」は、JRの桂川駅から東に歩いて5分ほどのところに鎮座されています。
継体天皇15年(521年)の創建と伝えられる古社で、古くは綾戸社と國中社の2社に分かれていましたが、戦国時代に國中社が綾戸社の境内に移され、それ以来、綾戸國中神社と称するようになったとか。今も、幣殿には綾戸社・國中社の扁額が掲げらていて、 本殿には、左側に綾戸社、右側に國中社がお祀つりされています。
祇園祭では、神輿の先導という重要な所役を綾戸国中神社の稚児(久世駒形稚児)が務めることが知られています。長刀鉾の稚児でも南楼門で下馬して八坂神社の境内を歩きますので、馬に乗ったまま南楼門から入ることが許されている久世駒形稚児がいかに特別な存在かわかります。
京都の主要観光スポットから離れたところにあり、訪れる観光客はほとんどいませんが、その分静かで地元の人に大切に守られてきた神社と言う感じがします。近くに行かれる機会があれば、是非、参拝してみて下さい。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/10/18
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